家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
ハーフな空間
「変な家」とか「変な間取り」
という本が出回っています。
マドリを眺めることは、
意外と楽しいものです。
でも、平面的なつながりは
イメージできても、
立体的な空間をイメージするのには
ちょっと慣れも必要です。
じつは家の中には、
ちょっとした高さの工夫で活用できる
空間があります。
勾配のある小屋裏空間など、
マドリには表しにくい
ハーフな空間の活用です。
子どもの個性を伸ばす
ずいぶん昔の話ですが、
アメリカの高校教師が
とても興味のある発表をしています。
何事も上手にこなし
協調性がある秀才肌の子どもと、
独自性があり、
想像力の豊かな
天才肌の子どもの個性があり、
その個性が分かれるのは、
育ってきた家によって
違うといいます。
秀才肌の子どもは、
明るくて現代的な家に育ち、
天才肌の子どもは、
古くからの家に
育ったと報告しています。
もちろんどちらの個性も、
社会で活動するためには
必要なことです。
どちらが良くて、
どちらが悪い、
ということではありません。
ただ当時のアメリカでは、
個性を発揮する人材を求める
風潮となっていて、
天才肌の子どもが育つ
古い家への支持が高かったそうです。
そして、
古い家ほど
天井が高い傾向があります。
しかし、
近年のアメリカでは、
世界的な木材高騰を受け、
コストダウンのために
天井の高さを下げる家が
建てられているというニュースも
報道されています。
ハーフな空間を
上手に活用して
造られた天井が高い家は、
想像力豊かな
個性ある子どもを育てる
という夢を織り込んだ家に
なるかもしれません。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。