家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
転落事故対策や侵入犯罪対策には、
こんな方法もあります
みなさん。
窓を開ける時間が増える時期は、
子どもの転落事故が
発生しやすいものです。
消費者庁の調査によると、
乳幼児の育児経験がある方の約4割が、
子育て中に転落事故の経験を
経験しており、
その約3割が医療機関を
受診した経験があるそうです。
住居での転落事故は、
窓やベランダで多く発生しています。
そのため消費者庁は、
1.窓やベランダの手すり付近に
足場になるようなものを
置かないようにしましょう。
特に、エアコンの室外機の
置き場所は工夫しましょう。
2. 窓、網戸、ベランダの手すり等に
劣化がないかを定期的に点検しましょう。
3.窓を閉めていても、
子どもが勝手に窓を開けないよう、
窓や網戸には、
子どもの手の届かない位置に
補助錠を付けましょう。
換気をする際も同様です。
と呼びかけています。
ところでみなさん、
上記の対策以外にも、
新築時の一工夫で
転落事故防止だけでなく、
侵入犯罪対策にも
役立つ方法があります。
それは、
窓の位置やサイズを
工夫することです。
転落事故や侵入犯罪が
最も多いのは『掃き出し窓』です。
掃き出し窓は、
面積が大きいので
採光にも換気にも役立ちます。
万が一の時の
避難経路としても重宝します。
一方で、
・面積が広い分、熱の出入りが増える
・外から見えやすい
・内外に音が伝わりやすい
・家具などを置けない
といったデメリットもあります。
そこで、
どうしても掃き出し窓が
必要な場所以外は、
・スリット窓や小窓のように、
窓のサイズを調整する
・人の出入りが難しい高さに配置する
・人が出入りしない窓に面格子を付ける
などの対策を検討しましょう。
みなさん、
掃き出し窓を多用した解放感あふれる
家づくりも素敵ですが、
転落事故対策や防犯対策を
重視したい場合は、
窓の種類やサイズについて
じっくり検討したいですね。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。