家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
そのカセットコンロと
カセットボンベの使用期限は?
自然災害などにより停電した時、
カセットコンロと
カセットボンベがあると心強いですよね。
岩谷産業の試算によると、
大人2人が1週間に必要な
カセットボンベの数は、
・気温10度のとき・・・9.1本
・気温25度のとき・・・6.3本
だそうです。
ところで、
カセットコンロと
カセットボンベの
使用期限をご存知ですか?
カセットコンロの使用期限は
製造から約10年です。
しかし、
・火が付きにくい
・ガスのニオイがする
・炎が青色ではない
(=不完全燃焼の可能性が高い)
などの症状が出た場合、
10年過ぎていなくても、
使用をやめて
買い替えた方が良いでしょう。
カセットボンベの使用期限は
製造から約7年です。
しかし、
サビ、変形、ゆがみがある場合、
ガス漏れのリスクが高くなります。
安全な状態で保管できるよう、
・内部膨張を防ぐため、
直射日光が当たる場所や
40度以上になる場所に置かない
・サビを防ぐため、
水気が少ない
乾燥した場所で保管する
・結露によるサビを防ぐため、
温度差が激しい場所に置かない
・落下による変形を防ぐため、
高所に置かない
・キャンプなどで使用するときは、
直射日光が当たらない
涼しい場所に置く
などの点に注意しましょう。
使用できなくなったボンベに
ガスが残っている場合、
次の手順で
ガス抜きをしてください。
1.屋外の風通しの良い場所に行く
2.火の気が無く、
近くに人がいないことを確認する
3.先端の突出部を、
石やコンクリートなどに押し当てる
4.「シュー」という音がしなくなったら
ボンベを振ってみる
5.「シャカシャカ」という音が
しなくなったら終了
6.自治体のルールに従い、
一般ごみとして処分する
屋外でガス抜きするのは、
ガスの滞留や引火を防ぐためです。
ベランダは、
ガスが滞留するので危険です。
室内は、
ガスの滞留だけでなく、
電化製品や静電気などに
引火するリスクがあり、
さらに危険です。
ガスボンベだけでなく、
ヘアスプレーや殺虫剤なども、
必ず屋外の安全な場所で
ガス抜きしましょう。
カセットボンベの製造年月日は
底面で確認できます。
そういえば、
期限を過ぎるのが心配なスタッフは、
三本パックの紙に、
大きな数字で使用期限を書いているとか。
保管場所を開けるたびに
目に入るので便利だそうです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。