家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
夏の結露対策をしましょう
湿度が高い日が続くと、
寝苦しくて睡眠不足になったり、
だるさや疲労感で動く気力が
湧かなくなったりします。
人によっては頭痛やめまいに
悩むこともあるそうですが、
あなたは大丈夫ですか?
部屋の蒸し暑さを解消するため、
ついやりがちなのが
エアコンの設定温度を下げることです。
しかし、
屋外との温度差が大きすぎると
ビールジョッキについた水滴のように、
建物にも結露が発生します。
そこで今日は、
夏の結露についてお話しします。
「夏の結露対策をしましょう」
■結露が発生しやすい場所
結露は、空気中の水蒸気が冷えて
水滴になったものです。
そのため、湿度が高い場所や、
空気の流れが悪くて
湿気がこもりやすい場所は、
結露が発生しやすくなります。
具体的には、
冷房が効いた部屋の壁の内側や床下、
押し入れやクローゼット、浴室や洗面所、
家具と壁の間などがあります。
■冷房と除湿で調整
外気温との温度差を減らすため、
夏の室温は、
26~28度を目安にしましょう。
人によっては、
「その室温だと暑くてつらい」
と感じるかもしれません。
そんなときは、
扇風機を併用したり
湿度を調整しましょう。
扇風機の風は体の熱を奪うので
体感温度を下げる効果があります。
湿度を下げると
汗が蒸発しやすくなります。
汗は体内の熱を奪って蒸発するので、
その分、
体感温度が下がって涼しく感じます。
健康的な湿度は40~60%が目安です。
除湿しすぎると
肌が乾燥したりのどが痛くなるので、
湿度計を見ながら、
快適な湿度を調べてみましょう。
■エアコン使用時の注意点
壁を冷やすと
結露が発生しやすくなります。
エアコンの風が当たりやすい場所に
壁がある場合、
・エアコンの風向きや風量を調整する
・サーキュレーターや扇風機を併用する
などの方法で、
壁が冷えすぎないようにしましょう。
また、
冷房中のエアコン内部は、
温度差や湿気によって
結露が発生しやすい場所です。
そこにホコリなどの栄養分が
加わるとカビが増殖するため、
冷房後に送風運転して乾燥させたり、
定期的に掃除して
カビ対策をしましょう。
■24時間換気システム
24時間換気システムは、
建物内の汚れた空気だけでなく
湿気も排出します。
常に空気を循環させるので、
カビやダニ対策にも役立ちます。
「運転音が気になる…」
「電気代節約のために…」
と使用を控えたい場合が
あるかもしれませんが、
家族と建物の健康を守るために
頑張っているので、
ぜひ使ってあげてください。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。