家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
配偶者と家事を分担する割合は?
内閣府の調査によると、
女性は年齢階級が高い方が
「子供ができても、
ずっと職業を続ける方がよい」
と考える傾向があるそうです。
そして、
若い世代ほど、
女性は家事・育児時間を減らしたいと思い、
男性は、仕事時間を減らし、
家事・育児時間を増やしたいと思う
傾向が強いそうです。
家事の負担に対する不公平感は、
家庭不和の原因になります。
しかし、
家づくりを工夫することで、
家事の負担や苦手意識を
軽減することはできます。
まずは、
日々の家事を箇条書きしましょう。
そして、
やりたくない家事や、
やらなくてもいい家事を視覚化して、
その対策を考えましょう。
たとえば、
「仕事の日は、帰宅後に買い物や
調理をする気力が無い」
という場合、
・休日に作り置きする
・自動調理器の予約機能を駆使する
・冷凍宅食やスーパーの総菜を利用する
・ミールキットを利用して、
調理の負担を最小限にする
などの方法があります。
冷凍保存をするなら、
新居には十分な
冷凍スペースが欲しいですね。
自動調理器を使うなら、
置く場所も必要ですし、
使い勝手の良い場所に
コンセントがあると便利です。
宅食やミールキットを
配達してもらうなら、
置き配の安全な保管場所があると
不在でも安心です。
次に、
「風呂掃除がとにかく面倒」
という場合、
・鏡は汚れやすいので設置しない
・シャンプーなどは、
置く収納ではなく浮かす収納にする
・カビ対策や汚れ対策に特化した製品を選ぶ
・水垢が目立つ色(黒など)は避ける
などの対策をすれば、
掃除の負担を減らせます。
また、
「洗濯は作業工程も時間も多すぎる」
という場合、
・洗濯機の近くに干す場所を設けて
作業動線を減らす
・洗濯乾燥機や浴室乾燥機で
乾かす時間を短縮する
・ハンガーにかけて干して、
乾いたらそのまま収納する
・形状記憶など、シワが付きにくい衣類で
アイロン掛けの手間を減らす
などの対策で、
やりたくない工程を省きましょう。
間取りの工夫、設備や家電の活用、
家事代行サービスや
ネットスーパーの利用など、
家事の負担を減らす方法は
いろいろあります。
また、
料理も手作りにこだわる
必要はありませんし、
完璧な家事を
目指す必要もありません。
省略できる家事はとことん省略して、
分担できる家事はしっかり分担して、
家事のストレスや不公平感を
減らしたいですね。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。