家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
金利上昇に対応できる返済計画を
総務省の家計調査によると、
2人以上の世帯の2024年の
エンゲル係数は28.3%で、
43年ぶりの
高水準だそうです。
そんな中、
帝国データバンクは、
4月に値上げが予定されている食品は
4,225品目と発表しましたね。
今後も食費の負担は増えそうですね。
住宅ローンについても、
銀行も4月から変動型の金利を
引き上げています。
そのため、
変動型で契約している方の中には、
「借入額をもっと減らせばよかった」
と後悔している方もいるそうです…。
「金利上昇に対応できる返済計画を」
■ライフプラン
住宅資金、教育資金、老後資金は、
人生の三大資金と言われています。
いずれも
多額の費用が必要になるため、
計画的な貯蓄が欠かせません。
まずは、今後の
ライフプランを視覚化して、
それらの費用が
必要になる時期や金額を把握しましょう。
■予定外の支出への対応
住宅ローンの返済期間には、
家族が入院したり
親の介護が必要になったりと、
ライフプランには無い支出が
発生することがあります。
万が一に備えて、
・医療保険や所得補償保険に加入する
・手元の資金を多めに確保する
などの対策を検討しましょう。
■定年までに完済できるか
一般的に、
定年以降は年収が減少します。
そのため、住宅ローンは
定年までに完済した方が安心です。
現在40才で定年が65才の場合、
・頭金
・教育資金と老後資金を
貯蓄しながら無理なく
返済できる金額
・定年までの25年間に
繰り上げ返済できる金額
・親からの贈与、
または借入れできる金額
などを計算すると、
住宅資金の目安が分かります。
■1%増えたら?
たとえば3,000万円を30年で返済する場合、
・0.5%・・・約9万円
・1.0%・・・約9.6万円
・1.5%・・・約10.4万円
が返済額の目安となります。
2,024年に
マイナス金利政策が解除されたため、
今後の金利はまだ
上がる可能性があります。
金利の上昇を想定して、
余裕のある計画を立てましょう。
■親に借りるなら
住宅資金を親に借りたとき、
・書類等で借り入れを証明できない
・あるとき払いの催促無し
の場合は贈与とみなされ、
贈与税が発生する可能性があります。
また、無利息で借りる場合、
利息分にだけ
課税される可能性もあります。
『金銭消費貸借契約書』
を作成して、
・借入額
・金利
・返済期間
・返済方法
を明確にしておけば、
それらのトラブルを防げますよ。
本日はこれまでです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。