家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

トクする家づくりは住む人にやさしい

環境づくりから

家の性能が住む人の健康を左右する。

そういわれると驚きますでしょうか?

実際に高性能な家に住むことによって

疾病率が大きく変わるという統計があります。

初期費用を惜しんで安い家を買い、

健康を害してしまっては経済的にも大きな損失。

家の性能には十分な投資をしておきたいものです。

理想は部屋も廊下も脱衣所も

同じ温度の部屋

省エネにおいて

世界最先端国の一つであるドイツは、

1970年代から住宅建築時における

断熱基準の義務化を始めました。

ひとたび義務化のラインを引くと、

その基準を上回る断熱性能の家が建ち始め、

エネルギー消費量の全体の

平均値が下がります。

そこで数年後、

より厳しい次の義務化基準を出す。

また平均値が下がり、

という基準の厳格化を、

ドイツは5段階くらい繰り返しています。

日本では、

部屋も廊下も脱衣所も同じ温度の家など

現実的でないと感じる人も多いと思いますが、

イギリスやドイツではすでに

実現しているということです。

北海道でヒートショックが少ないワケ

また、

日本でも厳しく長い冬を過ごす北海道では、

イギリスやドイツ的な高断熱の

住宅づくりの考え方が根付いています。

以前に紹介した、

慶応義塾大学理工学部の

伊香賀俊治教授の研究により、

冬場の室内で

脳血管疾患や心疾患などで死亡する確率は、

北海道ではほかの都府県と比べて

明らかに低いことが判明しています。

厳しい冬を乗り越えるため、

断熱性を高め、家全体でしっかりと

温度管理がされている住宅が多いため、

ヒートショックが起こりにくいことが、

その原因の一つと考えられます。

家族の健康を守るためにも、

断熱と室内の温度管理を厳密にするのは、

当然のことなのです。

従来の日本人の感覚こそ、

変えていくべきだと考えます。

本日これまでです。

トクする家づくり損する家づくり からでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。